小学算数の重要性

小学生の時の算数は後に大きな影響を及ぼします。

例えば、計算です。足し算、引き算、掛け算、割り算の順番が分かっているでしょうか。大方の人は、掛け算、割り算が先で、足し算と引き算は後から。このように理解されています。

では、掛け算と引き算はどちらが先でしょうか。次の計算はどうしますか

15x3.14-5x3.14

15x3.14=47.1 5x3.14=15.7 47.1-15.7=31.4 掛け算が先だから、こんな風にする人はたくさんいます。しかし、これでは算数が全く面白くありません。どうすれば、楽しく計算が出来るでしょうか。次のようにします。

15x3.14とは3.14が15個と考えます。そこから3.14を5個取ると残りは10個。だから先に15-5を行います。そして、3.14x10=31.4 と簡単に出すのです。

次に、掛け算と割り算はどちらが先なのでしょうか。次の計算はどうしますか。

8x3.14÷4

8x3.14=25.12 25.12÷4=6.28 こんな風にする人はたくさんいます。でもこんな方法が染みついてしまうと、計算がどんどん苦手になります。次のようにします。

x3.14と÷4の順番を入れ替えます。入れ替えていいのです。すると8÷4x3.14=2x3.14=6.28と簡単に出ます。

このような面白くて、速く、楽な計算技術をどんどん教えていきたいと思っています。